SNOOPY [ PEANUTS by Charles Monroe Shulz ]

SNOOPYの生みの親
チャールズ・モンロー・シュルツ

日本では特に主人公の愛犬・相棒であるスヌーピーで知られるアメリカの漫画『ピーナッツ』
その作者が、チャールズ・モンロー・シュルツです。

ドイツ系移民の2世としてミネソタ州ミネアポリスに生まれた彼は、子供の頃から絵の才能にも恵まれ、学業の方も良く出来たそうで2学年飛び級をするほどでした。
ただ、年上で体格も大きいクラスメイトに仲間外れにされたそうで、その子供時代の経験から『ピーナッツ』の主人公であるチャーリー・ブラウンが生まれたとのこと。

13歳の時に飼っていた犬の「スパイク」がある程度人間の言葉を理解しているような行動をとっていて、この愛犬がスヌーピーの原型になっています。

『ピーナッツ』はシュルツの内面や経験・思い出の影響を色濃く反映されており、作品そのものがシュルツの一部と言っても過言ではない漫画といえるでしょう。

30年以上に渡って在住した、カルフォルニア州サンタローザは街のいたるところに『ピーナッツ』のキャラクターをあしらったデザインや像があります。
ワイン産地の中心にあるサンタローザは、ゴルフやアイスアリーナなどのスポーツが盛ん。『ピーナッツ』作中の子どもたちのライフスタイルはこの街の風土の影響を強く受けています。
のどかな空気がただよい、初夏はラベンダー畑が見られるなど、作中の空気感を感じられる町並み。
アメリカの古き良き生活を感じる時間が今も流れています。

50年以上休むこと無く『ピーナッツ』を連載し続け、第2次世界大戦にも従軍した経験があるなど、日本の漫画の黎明期を支えた作家たちと似た経歴を持つ彼が生み出す作風は、暖かく・可愛らしいタッチながらどこかシニカル。
子供だけではなく大人が読んでもクスリと笑える作品です(大人が読んでこそと言っても良いかもしれません)

4月23日より、世界初のサテライト美術館『スヌーピーミュージアム』が東京六本木でオープンします。
四半世紀もの間、作家活動を支え続けてきた妻のジーン・シュルツさんが選んだ60点の原画を展示。
今年の春夏はスヌーピーのTシャツを着て、足を運んでみても面白いかもしれません。

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